「挫折する子」は親の褒め方で決まる

こんにちは。山内涼子です。

 

子育てしていると必ず聞くこのセリフ。

これ、このまま放っておくと、〈言い訳ばかり〉〈人まかせ〉そんな大人になってしまうこともあるってご存知でしたか?

親としては心配ですよね。

 

そんな【諦めぐせ】がつかないように、親ができることがあるんです!今日はそちらについてシェアしていきます。

 

ポイントはひとつ!

大切なポイントは【過程ほめ】です。

1度は育児書やテレビなどで聞いたことがあるのではないでしょうか?この【過程褒め】が子どもたちの諦めない心を育ててくれるのです。

 

1998年 コロンビア大学で行われたミュラー教授の研究により、「子どもの頭のよさ(結果)を褒めると、子どもたちは意欲を失い、成績が低下する」という研究結果が発表されました。これにより、結果を褒めることにより、それまでの努力や過程を褒めるほうが子どもたちの成績があがるということが分かったのです。

でもこの【過程褒め】って実際にやろうと思うと結構難しいんですよね…。

なので今回は、具体例を交えながら、皆さんが実践できるようにお伝えしていきたいと思います。

 

具体的① 自分で靴を履いた時

まずは、お子様が自分で靴を履いた時についてです。

1歳半くらいになると自分の身の回りのことを自分でやりたがりますよね。もちろんはじめはできないのですが、できた時、みなさんはどのようにお声がけされていますか?

 

《Question》

①自分で履けたの!すごいね!

➁諦めずにチャレンジしたらできたの!よかったねー!

ついつい①で声掛けしがちではありませんか?私もはじめはそんな声かけを無意識にしていました。

でも、これ正解は②「諦めずにチャレンジしたらできたの!よかったねー!」です。

①は、靴を履けたという結果にコミットした褒め方ですよね。

それに対して➁は、靴を自分で履けるようになるまでの過程を褒めてますよね。

このように、結果に対してアプローチするのではなく、それまでの行いについて褒める、これが【過程褒め】です。

 

どんどんいきましょう!

 

具体例➁ ゴミを見つけて渡してくれた時

お子さまが、小さいゴミを見つけてママに渡してくれた時はどうでしょう。

1歳ごろから、大人が気づかないような小さな物に興味を占める時期がやってくる子もいます。床に落ちている食べこぼしカスや、道路のアスファルトの小さな石など…そんな時、みなさんはどのように声掛けされますか?

 

《Question》

①よく観察してたねー!きれい好きだね!ステキっ!

➁これくれるの?ありがとう!おかげで綺麗になったよ。

ちょっと難しいかもしれませんね。どちらもいいようにみえますが、【過程褒め】としてベストなのは①「よく観察してたねー!きれい好きだね!ステキっ!」です。

 

➁は、ものをくれたことに対しての感謝、そして綺麗になったという結果に対して声掛けしているのに対して、①は、小さな石を見つけ出すまでの過程に対して声掛けしていますよね。これがとても重要なのです。

 

①の場合は、よく観察していたことに対して褒められているので、子どもの認識としては「よく観察して新しいものを見つけたら褒められた」となります。

それに対して

➁の場合は、その場をきれいにしたという結果のみ褒められたと認識するので、なかなか次につながりにくくなってしまいます。

 

具体例③ 食器を片づけてくれた時

最後は、何も言わずとも食器を片づけてくれた時でいきましょう。

2歳後半になってくると、家のことも1人でできるようになってきます。そんな時、親が言わなくても自分がやるべきことをやった時、みなさんはどのように声掛けされますか?

 

《Question》

①食器下げてくれてありがとう!とっても助かったよ!

➁自分で考えて下げてくれたの?お母さんすっごくうれしい!

 

 

さて最終問題です。いかがですか?

 

正解は➁「自分で考えて下げてくれたの?お母さんすっごくうれしい!」です!

 

ここまできたらだいぶ理解できたでしょうか?食器を下げたという結果にコミットするのではなく、お子さまが自分で考えて行動したという過程に対して褒めるということですね。

 

この3問だけでも、分かるのですが、ついつい無意識で褒めると目で見てわかる結果を褒めてしまいがちです。しかし、大切なのは過程です。

 

この過程を褒めることで、子どもたちは「お母さんはちゃんとみてくれている」「失敗しても大丈夫なんだ」と思い、失敗を恐れて挑戦する前にあきらめない子に育てることができます。これからの長い人生、きっと挫折することもあると思いますが、幼少期のこの経験があれば、また立ち直り挑戦できる強い人間になることでしょう。

 

今日から褒める前に、まず一呼吸おいて「褒め」てみましょう。

 

そのひと呼吸おく間に、頭をフル回転させてお子さまの過程は何か考えてみると、過程褒めできるようになりますよ。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして。山内涼子です。 学生時代に時代に幼児教育や心理学についてまなび、子どもの指導をする立場としてのべ2000人以上の指導に携わってきました。 このサイトでは少しでもママたちが楽しく毎日を過ごせるコツをお伝えするとともに、これからの激動のAI時代を生き抜ける子に育てる方法をお伝えしていきます。