こんにちは、山内涼子です。
最近は、『褒めて育てる』が主流のように見受けられますが、みなさんは褒めて育てていらっしゃいますか?それとも、厳しく叱って育ててますか?

いくら褒めて育てましょう!と言われても、やはり親として叱ることも大切だと私は思うのです。ダメなことはダメなんだって教えることも親の役割だと認識しています。
では、どのように叱ればいいのでしょうか?ただただ、悪いことをしたら『こらー!』って言う、そんな叱り方でいいのでしょうか?
今日はそんな叱り方についてシェアしていきたいと思います。
ポイントは、2つ!「明確化と単純化」です。
1:基準の明確化
みなさんは、明確に叱る基準がありますか?なんとなく叱ってはいませんか?この基準があやふやだと、お子さまはなぜ今叱られているのか理解出来なくなってしまいます。そのため、お子さまの脳内では、なんとなくお母さんが怒っているから『ごめんなさい』と謝るという方程式が出来てしまい、叱る親がいないところでは悪事を働いてしまうような子になってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、ぜひ叱り方の基準を決めておきましょう。
各家庭の指導方針もありますので、『これに決めましょう!』というものは一切ありません。【ウソをついた時】【暴力を振るった時】など、シーンごとに決めるといいでしょう。
ポイントは、両親共にルールを明確化することです。子どもたちはみんなとても賢いです。両親のどちらか一方でも許してしまうと、『ママの前だけやらなければいーんだっ!』と理解してしまい、結局元の木阿弥です。必ず、夫婦2人でルールを明確に定めるようにしましょう。
そして1度決めたら、徹底的に守り通すことです。これも、親が『今日はまあいっか』となってしまうと、お子さまの脳内では『あーなんだ、別にやってもいいんだ』と理解してしまいます。ですから、ルールを決めたら徹底的に夫婦で守りきるということを意識してみてください。
2:なるべく単純に伝える
お子さまが何かしてしまった時、どうしても親はあれや、これや伝えたくなってしまいます。『これしたらどうなる?○○だよね。~だからね○○で、~』など、ついつい言いたくなってしまいますよね。私もおしゃべり大好きなので、ついつい言たくなる気持ちはものすごーくよく分かります(笑)
でもこれ、本当に子どもは0.0000001%も聞いていません。分かりますよね?ついつい『聞いてるー?!』と言いたくなるあの感じ。正確には、沢山の情報を伝えられすぎて消化出来ていないのです。
お子さまに反省して行動を改めて欲しいのなら、事実のみを端的に伝えましょう。
例えば、
おもちゃの取り合いで思わず手が出てしまった時、そんな時は『叩くのはダメ!』と目をしっかり見て、真剣な顔で伝えましょう。それだけでOKです。
靴を揃えずに家の中に入ってしまったら『靴は揃える』を真剣に伝えるだけ。
ポイントは事実だけを淡々と伝えること。それだけです。これだけで、お子さまの行動は劇的に変わるでしょう。

叱るのはひと言。
ぜひ今日から実践してみましょう!お子さまに言うのはひと言。ガミガミ言いたいセリフは、Twitterにでも吐き出してください(笑)
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